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るろうに剣心第15話で剣心が見せた「強さ」の違いはここ!戦わずして勝つ!

るろうに剣心
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2023年、あの超有名作品が
再び放送されることになりましたね!
るろうに剣心

(出典元:TVアニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」)

ビジュアルを新たにし、
豪華なキャストでこの7月から
放送が開始されましたね。

さて、第15話「その男・雷十太」では、
石動雷十太が石川道場へ道場破りをする場面が。

アニメ『るろうに剣心』第15話より(出典元:dアニメストア)

そして道場の師範である前川宮内を
事もなげに戦闘不能に陥らせるという
とんでもない実力を発揮してみせます。

ここ数回で語られるエピソードは、
雷十太を通して「剣術の強さって何か?」を
考えさせられる回。

というわけで、
剣術はしたことないけど剣道ならしたことのある筆者。
このテーマについてちょっと思ったことを
考察していきたいと思います!

 

剣術と剣道の強さは何が違う?

さて、まず大事なことはここでしょう。
剣術と剣道で目標となる「強さ」には明確な差があります
その差とは、「死亡の可能性」の有無によるもの。

剣道は前日本剣道連盟によれば
「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」
理念が定まっています。

一方、剣術は真剣での斬りあいがベースなので、
「死なないため、生き残るために試行すること」
最終的な目標になります。

一般的には「相手を殺すこと」が目標のように思われますが、
それはあくまで自分が生き残るための手段の一つ
むやみやたらに殺生することを目標にはしていません。

少なくとも、筆者は剣術を
そういう物だととらえています。
これをベースに話を進めていきたいと思います。

 

剣術での最強とは「戦わない」こと!

先ほど、剣術とは「生き残るための試行」と述べました。
そして、この定義に従えば剣術が強いとは
「戦いを起こす数を極力減らす事」になるのです。

当たり前と思うかもしれませんが、
剣での戦闘が起こらなければ死ぬ可能性は減ります。
そして、剣での戦闘を起こさないためには
戦闘の芽を摘むことも大事になってきます。

つまり、剣術とは剣を振る時だけに使うのではありません。
剣を振るわない時にこそ、剣を振るう可能性を減らすこと
剣術の真のありかたなのです。

剣技を鍛えるのは、逃げ切れなかった時への備え、
あるいは勇気や忍耐などの心の強さが
平時にこそ役立つ資質となるからです。

あの道場内での最強は剣心だった!

さて、この視点でもう一度15話を見てみましょう。
すると、雷十太との戦いの前に
剣心と前川宮内が睨み合いをした後に、
前川宮内が剣心を上座へと誘う、という場面がありました。

アニメ『るろうに剣心』第15話より(出典元:dアニメストア)

実はこの場面こそが、
剣術では立派な戦いの一つと捉えられるのです。
剣を交える前に実力を悟らせるのも戦いの一つ。

逆を言えば、雷十太は無闇に力を振るい
道場内に怪我人を出してしまったのです。
これは自分が戦闘をするリスクを上げる行い。
剣術としては取るべきではない行動と言えます。

こう考えても、あの場面で
最も強いのはやはり剣心だったのですね!

 

剣道が失ってしまったものは何?

この剣術の強さという側面を知ったうえで、
剣道が「死亡の可能性」を失い、
同時に失ってしまったものは何でしょう?

それは、真剣さという事ができます。
前川宮内の言葉を借りれば、剣道が
「娯楽」と化してしまったことになります。

剣術の場合、下手な選択肢を選んでしまった場合
死に繋がってしまう可能性が残ります。
ですが、剣道では基本的に死人は出ません。

それは競技人口の増加にもつながりますが、
雷十太から言えば中途半端に学ぶ人が増えることです。
教える人であればそこに自覚的にもなれますが、
学び始めた段階では意識するのは難しいでしょう。

剣道では「ある行い」すら反則になる!

そして、娯楽と化したことを明言できるのは
剣道ではある行いが反則と扱われることに
繋がるところがあります。

その行いとは、場外。
つまり、「逃げる事」が許されないのです。

三十六計逃げるに如かずというように、
剣術では「逃げる」も立派な選択肢の一つ。
勝てる状況でないなら逃げる。
これは生き残るためにとても大事な考えです。

だが娯楽であれば、これはダメ。
負けたくないからと言って逃げては、
試合が成立しないからです。
こんなところにも、剣術と剣道の差はあるのですね。

 

まとめ

如何だったでしょうか?
今回は、るろうに剣心第15話をベースにして
剣術と剣道の強さの違いについてまとめました。

・剣術での「最強」とは戦わないこと
・剣術の考えでも15話の最強は剣心だった
・剣道は「娯楽」としての弱点あり

という事が分かりましたね!

剣術が弱体化していく、廃れていくことに対して
多くの視点が出てきたのがるろうに剣心の15話でした。

ただ、剣術自体は殺人剣になり得ますが、
それを如何に活人剣にしていくか。
これは平和になった今だからこそ
考えられることかもしれませんね。

さぁ、そんな雷十太と剣心は「相容れない」と
険悪なムードに!
16話でどうなってしまうのか・・・。
楽しみに待ちましょう!!

 

 

 

るろうに剣心をまだ見てない、
という方は是非
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他にも、このブログでは
いろんな作中の映像解説もしています。
るろうに剣心第1話の映像解説はこちら
鬼滅の刃の映像解説はこちら

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