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薬屋のひとりごと第3話の玉葉妃のセリフは意味深!彼女の過去について「ひとりごと」

薬屋のひとりごと
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2023年10月、とうとう始まりました!
なろう系小説の最終兵器とも言われたアニメ
『薬屋のひとりごと』!!

(出典元:『薬屋のひとりごと』公式サイト)

初回で3話が放送され、
ストーリーや作画もかなりいいですよね!
絵柄も、可愛い中に艶もあります!

 

さて、この『薬屋のひとりごと』の第3話『幽霊騒動』は
夢遊病を題材にした、芙蓉妃のお話でした。
月下の芙蓉、綺麗でしたね。

(出典元:『薬屋のひとりごと』公式サイト)

芙蓉妃を見送る際、玉葉妃は
「芙蓉妃が羨ましいって言ったら、私は酷い女かしら」
意味深なセリフを言っていました。

 

一見するとこのセリフは
「好きな人と結ばれたい」
「大恋愛をしてみたい」というようにも聞こえます。

ですが、このセリフの裏を探ると、
玉葉妃の過去と深い苦悩が隠れているかもしれないのです。
もちろん、言及されていないため推測ですが。

今回は、このセリフと第3話の会話から
玉葉妃のセリフの本当の意味について考察していきます。
「ひとりごと」を聞きたい方、是非最後までご覧下さい!

 

玉葉妃は恋人を捨てたのかもしれない

さて、まずこの言葉はなぜ出てきたのでしょうか。
考察してみましょう。
理由は、玉葉妃が恋人を捨てたからなのかも、しれません。

なぜそんな事を言うのか、と
訝しがる人も多いことでしょう。
ですが以下の情報を整理していくことで
この玉葉妃の言動を読み解けるかもしれません。

 

必要な情報は以下の3つ。

  • 玉葉妃と芙蓉妃の共通点
  • 玉葉妃の出身地の経済状況
  • 玉葉妃の今の立ち位置

次に、第3話に登場したセリフと状況から
これらの事実を確認していきましょう。

事実①:玉葉妃も芙蓉妃も辺境の出身

さてまず、玉葉妃と芙蓉妃の共通点を確認しましょう。
「羨ましい」という言葉は、
ある程度共通している点が無いと出てきません。

そこで二人の共通点を探ってみると、
二人は都からは辺境に位置する場所の出身であると
分かります。

 

開始2分半あたりの、侍女たちが会話をしている場面で
「故郷の砂と日差しが恋しい」「西都かぁ」
という発言があります。
こちらが、玉葉妃の出身ですね。

(出典元:dアニメストア『薬屋のひとりごと』第3話『幽霊騒動』より)

そして、芙蓉妃は「小さな属国の姫」とのこと。
医官によると彼女は東方にある属国の姫だそうです。

西と東、方角は真逆にせよ
どちらも中央からは遠い位置に故郷を持つ人物
この点で似た者同士なのですね。

事実②:西都は経済的に豊かになった

次に、玉葉妃の出身地について
ある変化があった事が会話から読み取れます。

それは「経済的に豊かになった」こと。
故郷が貧しさから抜け出せたというのは
非常にポジティブなニュースですよね。

 

根拠はこれも侍女たちの会話から。
「最近は西都と中央の交易も盛んになった」
「手紙で喜んでいた」
と侍女の一人が言っています。

逆を言えば、過去には盛んでない時期があった。
経済的に安定していない時期があったという事の
裏返しである可能性があります。

事実③:玉葉妃は皇帝の寵愛を受けている

さて最後に、一番大事な事実です。
これが無いと、この考察は成立しません。

その事実とは、玉葉妃が皇帝の寵愛を受けていること。
身籠り、子を成した訳ですから
この事実は揺らぎようがありません。

 

ちなみに後宮は「皇帝の血筋を残すこと」が最大の役目。
なので他の男子の血が混じらないよう
徹底的に管理されています。

そのため、宦官となった男性しか入れません。
また女性であれば、皇帝以外と結ばれていた場合は
そもそも入ることを許可されないのです。

 

玉葉妃は故郷の発展のために自らを売った?

さて、事実が出そろいました。
ここからは、「ひとりごと」です。
玉葉妃が皇帝の寵愛を受けることで
何を獲得したのかを考えてみましょう。

それはズバリ故郷の安定・発展です。
言い換えるなら、故郷を栄えさせるために
自らを売った可能性が考えられるのです。

 

皇帝といえど、寵愛している人物の故郷を
特別な理由もなく軽く扱うなどできません。
現に、侍女たちが話す場面で「中央も無視できない」
話している場面が見受けられました。

つまり、特別に寵愛されたならば
故郷へ何らかの形で見返りがあると予想できるのです。

なぜ玉葉妃は自らを売る必要があった?

しかし、そうと仮定するならば
なぜ玉葉妃がそんなことをする必要があるのか、と
当然疑問が出てきますよね。

この理由は、経済的に困窮するということが
現代日本の私たちが想像できないレベルのものだから。
明日食う食べ物にも困るレベルだからです。

 

そして玉葉妃はとても聡明な人物。
単に皇帝に愛されたいから、といった
浮いた気持ちだけでは動けない人物です。

明日の食べ物に故郷の皆が困るかもしれない。
その可能性を少しでも減らせるならば。
少しでも皆が生き残れる選択肢を取る。

玉葉妃は寵愛される妃という立場を
全身全霊で守り、故郷を守っていると思えるのです。
彼女の用心深さはそこから来ているのではないでしょうか。

守られなかった人がいるとすれば・・・

ですが、考察はここで止まりません。
玉葉妃がただ故郷を守り切っているだけならば
芙蓉妃を同志として讃えるでしょう。

そうはできない理由があるんです。
うらやむことしかできない理由が。
例えば、玉葉妃の故郷にかつての恋人がいたとしたら…。

 

故郷の皆の命か、恋人への心か。
残酷な選択肢が目の前にやってきてしまい
どちらかを取らざるを得なかった。

聡明な玉葉妃は、「賢明な」選択肢を取った。
そう考えると、「羨ましい」という言葉と同時に
「酷い女」という言葉が出てきた説明ができます。

自分で捨てておいて未練を残しているなんて。
そんな自責の言葉を、
玉葉妃は時折自分に投げかけているのかもしれません。

 

まとめ

如何だったでしょうか?
今回は、第3話で玉葉妃が言ったセリフから
彼女の背景について考察をしてみました。

  • 故郷のために自らを売った可能性がある
  • 結果として恋人を捨てたのかもしれない
  • 未だに未練を捨てきれないのかもしれない

という事が考察出来ましたね。

 

薬屋のひとりごとの面白い所は、
単純に良い悪いで断ずることのできない
人間模様にあると筆者は考えています。

自分で自分を悩ませる行動を取って。
それでも生きていくしかない。

「毒」を持ちながら生きている人間の逞しさが
薬屋のひとりごとで描かれているから、
ここまで人気になったのではないでしょうか。

 

と、そんな「ひとりごと」にお付き合いくださり
ありがとうございました。
続いての第4話『恫喝』も楽しみですね!

薬屋のひとりごと、
続きも楽しみに観ていきましょう!
この秋は特にアニメが豊富ですよ!!

 

 

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他にも、このブログでは
いろんな作品の解説、考察もしています。
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