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「わたしの幸せな結婚」の美世の異能は何故隠された?11話未視聴の筆者が解説と考察!

わたしの幸せな結婚
記事内にアニメ好きによる広告が含まれています。

2023年7月から放送が開始された
『わたしの幸せな結婚』

(出典元:ファミ通.com)

小説で最初に発表され、
漫画、そしてドラマ化した作品。
そんな有名作が、このたびアニメ化しました!

 

第10話「夏の桜、そして過ち」では
とうとう美世の異能について
一端が明かされましたね。

さて、2023年9月15日時点で
筆者はまだ第11話を観ていません。
ですが、気になるのは
「なぜ美世の異能は母親により隠されていたのか」

 

今回は、美世の異能について解説しながら
なぜ母親がこの異能を隠したのかを
前知識なしで考察したいと思います。
是非、最後までご覧ください!

 

そもそも美世の異能とは?

さて、まず最初にここを押さえておきましょう。
美世が持っていた異能とは何だったか。
この異能は、「夢見の力」と呼ばれる物。

夢見の力の特徴を一言で言えば
「夢を操作する能力」
人間の生存に眠るのが必須であるため、
この力の前には防御手段が無い、というのが大きいです。

「薄刃家が直接管理しないと必ず大きな災いを呼ぶ」と
薄刃家の現頭首が言う程の力であり、
頭首自身も恐れているような口ぶりでした。

実際、これを誰かにされているかも、と考えると
非常に恐ろしい想像になるのは間違いありませんね。
筆者は夢を操られたくはありません。

具体的に何ができるの?

では、具体的に何ができるのかを
アニメのセリフの中から抜粋しましょう。

薄刃家の人間が言うには
・人の夢に干渉する
・精神を操作し、洗脳することだって可能
・過去・現在・未来すべての時を見通せる

ことが可能だとか。

 

事実、夢は内容が荒唐無稽だからこそ
「夢だったんだな」と思えるものです。

過去を夢で見させて「懐かしいな」と思っているうちに
その「過去」を共有することもできるでしょう。
また、術者が勝手に周囲の人物の配役を設定すれば、
その状況下で対象がどう動くのかを観察できます。

夢というのが意識の一形態であると仮定すれば、
こうした「予見」すらも可能になってしまう
それが「夢見の力」の真骨頂でしょう。

 

なぜ美世の母親はこの異能を隠した?

では、次にこの疑問にいきましょう。
美世の母親は何故、この異能を隠したのか。
理由は2つ考えられます。

1つ目は、美世が周囲から狙われるのを避けるため。
2つ目は、美世が理性を身に付けるのを待つため。
個人的には、後者の理由が強いのではと思います。

まず、この力を利用しようとすれば
どんな善行にも、そしてどんな悪事にも使えてしまいます。
なのであたかも「異能が無い」ように見せかけることで
周囲を欺く必要があったと思われます。

ですが、それ以上に危険を伴う場合があります。
術者本人が、この異能の扱いを間違えた時。
真に悲惨なことが起こるのです。

術者が理性を身につけないとどうなる?

では、その真に悲惨なこととは何か。
それは、本当の意味で
誰にも術者を止められなくなることです。

あたかも感染を広げていくように
洗脳の輪を広げていってしまえば。
周囲全員を自分の操り人形にしてしまえば。

そう誰にも止めようが無くなるのです。
国家転覆どころか世界征服ですら
本当に可能にしてしまう危険性があるのが「夢見の力」。

それを押しとどめられるのはただ一つ。
術者本人の理性だけです。
「これはやっちゃいけない」という自身の意志だけ。

だからこそ、美世の母親は
理性が身に付いた頃に異能が出るようにしたのでしょう。
物事の分別が付いた時に初めて、
この力を制御できると信じたから。

加えて、上記の方法で得た安寧は
幸せとは程遠いことを
美世の母親は分かっていたのではないでしょうか。

 

実は現代でも注意するべき!

さて、ここからはアニメを離れて
現実世界での考察に少しだけ移ります。
なぜなら、現代はこの「夢見の力」を
誰もが持ち得るからです。

出来てしまうんです。
スマホとSNSの力を借りれば。
少なくとも、簡易的なものは出来てしまう。

 

事実、SNSによる誹謗中傷で自殺をした人もいる。
闇バイトはSNSを介して人を操作する手法です。
プロフィールを見れば過去だってある程度分かってしまう。

そう、現代というのは
誰もが夢見の力を持って生きていると言えるんです。
ここについて、自覚しているかどうかが非常に大事。

知らない間に、他人を深く傷つけていた。
しかもそれに気づくことすらできない。
そんな危険をはらむツールでもあるのです。
ようは使いよう、なのですけれどね。

 

まとめ

如何だったでしょうか?
今回は、「わたしの幸せな結婚」第10話から
美世の異能の解説と、
それにまつわる考察をしてみました。

・夢を操作するのが「夢見の力」
・守ると同時に理性を身につけないと危険な力
・現代人は皆が使えてしまうかも

という事が分かりましたね。

この異能の設定は非常に面白い。
夢というのは人を古来より引き付けてきた
大きな謎の一つです。

 

それを上手く物語に組み込むことで
主人公である美世の存在感も
より強く浮かび上がってくることでしょう!
どうこの力に向き合うのか。ハラハラです!

さぁ、既に第11話は放送されています。
筆者はまだ11話を観ていないので、
この考察が合っているかどうか
答え合わせの感覚も持ちながら視聴したいと思います!

「こんなアニメの楽しみ方もあり」ですよ!
是非、楽しくアニメを観ていきましょう!
ではまた!!

 

 

 

『わたしの幸せな結婚』をまだ見てない、
という方は是非
↓こちらをクリック↓

 

他にも、このブログでは
いろんな作中の映像解説もしています。
「わたしの幸せな結婚」の第1話の映像解説はこちら
鬼滅の刃の映像解説はこちら

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